方向幕の話
1、何が魅力なのか?
    終着駅で回転している方向幕を止まるまで見ていたことありませんか?
   ヤフーなどのオークションや鉄道部品の即売会などで販売されていたのを見たことある人もいるかと思います。
   中には、装置自体を購入したり、部品即売会から買ってきたものを自宅のAC100V用に改造したりして、楽しんでいる人
   もいるかと思います。
    さて、一体何が魅力なのだろうか。
    方向幕の中には、普段お目にかかれない行先が潜んでいることが多い。平日の時刻表を見ると、ラッシュ時のみ走る
   行き先や、種別も結構多い。それらをすべて、網羅するようにあらかじめ行先や、種別表示が盛り込まれているのが
   方向幕の魅力ではないでしょうか。
    もともと、私自身が方向幕に興味を持ったのは、スキー臨の「あさま銀嶺 直江津」の表示だったかと思います。
   当時、189系が配置されて間もない頃、多数のスキー臨が運転されていました。その中で目撃したのが 
   「あさま銀嶺 直江津」だったわけです。ほかにも、「あさま 妙高高原」「あさま 関山」などの表示もあり、
   わくわくした想い出があります。上野に出入りする特急がかなりの数あったので、楽しかった時代でもありました。
2、方向幕の種類 JR東日本
    方向幕についてもいろいろな種類、形態がある。ここでは、代表的な例を紹介します。
211系の例で、国鉄時代からの踏襲で、行き先とローマ字表示の一般的なもの。
ローマ字は、すべて大文字です。
同じ 「久里浜」の例ですが、こちらは、E217系。
 書体が微妙に異なります。また、ローマ字は、大文字小文字の組み合わせに
なっています。
E217系では、LEDによる表示もあります。行き先のみに表示で、
最近流行の路線名交互表示は、ありません。
国鉄時代からの種別表示の一例です。枠で種別を囲った表示が
一般的でした。

種別・行先表示
E231系や209系など新型電車の
交互表示の例です。
路線名と行先の交互表示が多いようです。
E217系と比べると表示の幅も変わっています。
特急、急行、快速など列車名が付いたものの表示パターンの例です。
国鉄時代からのもの。房総特急には、経由地が書かれていました。
このほかに、経由路線名が入ったものも存在します。
JRになってからこの表示が多くなりました。
251系の例です。
JRになってからの表示のもうひとつの例です。
253系の例です。山形新幹線400系も同じ形態です。

番外編  車内表示
253系の例ですが、 ドア横に行先を表示するLEDがあります。
もともと、分割して異なる行先へ向かう列車での誤乗車を防ぐ
ためにものと思われます。また、停車駅の表示も行います。
 通勤型では、ドア上部に取り付けられています。
座席種別入り幕。185系踊り子や
スーパーひたち651系などに登場。
この幕のおかげで、⇒こちらの
「自由席」「指定席」サボが不要に。
方向幕の話 まだまだ一部ですが載せさせていただきました。
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